山場は見えない
朝から曇りの日ですが、駅に向かう坂道の、かなたに見える朝日の美しさは変わりません。黒い雲の間から見える、強力な橙色の日差しを目にするとき、平凡な毎日を過ごせていることに対し心よりありがたさを感じます。世間では衣食住すらままならない環境下で過ごすことを余儀なくされている人が多くいるというのに。北陸の冬の寒さはまだまだ厳しいことでしょう。
確定申告も終盤戦、お客様に報告する日々が続きます。これから申告、納付手配、納品、請求、書類の返送、などの作業が続き、遅れている法人の月次作業、決算申告などなど、終わりが見えません。体調と相談しながら、無理することなく作業を進めていきます。
撤退戦は、一般的には、極めて困難であると言われています。以前書きましたが、金ヶ崎の退き口や、徳川家康公の伊賀越え、関ヶ原の戦における島津義弘公の撤退戦などを思い出します。長い目で見れば、日本はまだ撤退戦の最中であり、追跡軍の猛攻を、ああでもないこうでもないと押しては引き、ひいては押しと、必死に捌いている状態なのではないでしょうか。イキのいいこと、勇ましいことを語るのは気持ちいいですし、トランプ大統領の「俺の言うことを聞け」とする切り口から入るやり方などを見ると、日本も似たような形でやれるのではないかなど、とにかく勇ましいことに影響されてしまいがちです。
でも、どう考えても、まだ徹底戦の最中であることは間違いないと思います。そんな中、明日明後日のことを考えても、押しては引いての繰り返しなのですから、どうなるか予測はつかず局所的な判断になって大勢は変わらないはずです。こんな時、急に動いたりする戦略は短絡的であり、さらなる混乱を導くかもしれません。
大切なことは、トランプ大統領と上手に付き合っていく関係をやっと構築できた今、この状態を維持し、壊さず、アメリカ経済の短期的な下落に対処し、為替や株の動向を見ながら、やはり、ああでもないこうでもないという状況を続けていきながら、国内を安定させていくことなのでしょう。今のなんともすっきりしない状況は、まさに撤退戦の最中であることを象徴しているものだと考えます。
ウクライナ戦争が停戦したとしても、かの地における地政学的な不安定さは続くはずです。
まだ世界全体が不安定な最中にあるというのに。。
いい季節になったら、山口から島根、鳥取へと旅をする予定です。山口を旅するのは学生時代以来になります。時間があれば岩国基地に行ってみたいと思っております。