1週間で侵攻できる状態

 

 

 梅雨明けしました。ここのところ頻繁に帰郷していますが、たまたま滝のようなどしゃ降りの雨に遭遇し、レンタカーへの1分ほどの移動につかうためだけに、傘を1本買わざるを得ませんでした。どしゃぶりと打つと「土砂降り」と変換されますが、これは、雨が降る様子を表す擬音語「どしゃどしゃ」からきているとのこと。土砂がふる、から来ているのではないようです。

 先日、中国軍は1週間で台湾進攻できる状態にあるとの報道を目にしました。ロシアがウクライナに侵攻した際、当初は大規模訓練のふりをして、その後侵攻したことはまだ記憶に新しいです。平和ボケした日本人は大丈夫なのでしょうか。


 「文民統制」は、中学だったか高校だったか、みな習ったことが有る言葉です。「民主主義国における政治優先または軍事力に対する民主主義的統制」を言います。
 文民統制の近代化は、ここ20年くらいの出来事です。このことから、自衛隊組織は、長い間国民から忘れられ、放置されてきたのではないかと、勝手に思慮している次第です。

 紛争リスクが高まる中、国民は、もっと自衛隊全般に対して興味を持ち、責任を持つべきであって、そうなると、例えば、自衛隊員の食費の問題ですとか、官舎の問題、装備品を自前で修理しながら使い続けてきたこと、他多数、じり貧の状態で任務を遂行している現状を改善しなければならないことに、気が付くはずです。これで戦えるのか。

 そんな自衛隊員を就職先として希望する人たちは減り続けています。

 明治維新後、優秀でありながら貧しくて進学できなかった人や、そうでなくても、国家のためと軍人を志す人たちが多くいました。
 彼らが日本を救った事実は、誇るべき歴史でもあります。

 これまで、国民から大した興味も示されず、放置されてきて、いまだ昭和の時代のやり方などが残っているならば、近代的なものに改める良い機会かもしれません。

 今大変な状況にあるようですが、
 次の世代を担う若い人たちのために、課題をなるべく残さないよう、努力していただきたいものだと思います。

 責任は国民にあるのですから。