令和6年(2)
久しぶりに雪が降りました。いえ、昨年も降っていたのかも知れませんが、不思議なことに記憶がありません。
10年くらい前の大雪はよく覚えています。ベランダに50センチくらい積もっており、溶けるまでかなり時間がかかった記憶があります。雪かきスコップが品切れで、買うのに苦労しましたし、長靴も同様でした。現在、当時購入したスコップが2つ残っています。今回は1つだけの使用で終わりましたので、まだ大したことは無いのかも知れません。
故安倍総理が、以前何かの番組で「一言発言すると、みなすぐ反応し大騒ぎしますが、うざいと思わないですか」との質問に対し「気にしないようにしています」と笑いながらこたえていたシーンを、最近ふと思い出しました。インタビュアーの質問センスもさることながら、安倍総理の回答の明るさが、とても印象的でした。
当時は今より大変な時代でした。税収は回復しておらず、有効求人倍率も今ほどでありませんでした。どん底でした。ただ、みなひとつの方向を間違いなく向いており、迷いがありませんでした。明るかった。
人々は、明るい会話や、明るい未来など、明るい、楽しいことを求めているように思います。
早く、いろんなことが片付いて、心の底から、明るい気持ちになりたいと考えております。
大東亜戦争に向かう前に、大正デモクラシーがありました。
人々の心が、変な正義感や新たな考え方から、妙な方向に、急激に向かわないでほしいものです。