中国経済崩壊16

 秋晴れの空が続きます。昨日も、雲一つない、いい天候でした。

 日本は平和で、大きな問題もなく、スキャンダル系の話題が出回っています。
しかし、国際社会を見ると、戦争が続き、紛争も再燃し、中国の経済は崩壊し、と予断を許さない状況が続いています。

 中国の日本への態度が軟化しているような報道がされています。同時に、中国は歴史的に素晴らしい国だ、と宣伝する目的での、伝統や文化が紹介されてもいます。現在友好国である韓国と日本を分断するような出来事も起きています。

 中国研究の専門家の意見を聞いたり、専門書にも目を通したりしております。研究者の方々は、公平に公正に、冷静に意見を述べるべく努力されておられます。中国に対して好意的な意見も目にしております。現場で、中国の識者と交流のある方々ですから、当然のことだと思います。
 私は、深入りすると、このように人間関係から、冷静に大きな視点で物事を見れない可能性も考えており、一歩外にいる一国民としての視点で、物事を見るように心がけています。もっとも、自分の能力ではその程度のことしかできませんが。

 識者の通説では、やはり「中国はよくわからない国」ということです。正確な情報は国外に出てこないし、国内から出される情報も、共産党に配慮したものであるからです。

 また中国は、弱い国(弱い箇所)に対して強権的だということ。米国と連携し、中国に対峙していることには遠慮がちだが、そうでない事に対しては、威圧的だということです。


 そんな中国ですが、大きな変化として、先日、米国との何らかの合意、例えば台湾有事など、があったとみられており、現在、日本に対して若干融和的になっているように見える、例えば処理水などの問題は、この流れによるものではないかということです。

 ただ、国内の経済崩壊が最大の理由であることは間違いありません。

 日本が強く処理水に反応したから、中国が反応した、と言った、日本を批判するような指摘もありますが、これで良いと考えます。処理水といったくだらないカードを切ったことを、国際社会に、米国に、強く発信したことによって、引っ込みがつかなくなって困った のが、今回のケースです。弱いところに突っ込んだつもりが、そうではなかったので、困ってしまった、わけです。
 これからはこうするよ、変に今の中国に対して遠慮はしない、という態度を示していく、これが私たちの世代の、今後の方針であることを示すことができたのは大変良かった。

 日本は、中国に対して、あらゆる分野で、隙を、弱みを、見せないことが、最も大切なのだと思います。言うべきことは言う。変に忖度などしない。ましてや、中国は、国内の経済問題で本当に困っている、弱体化しているのです。


 常に監視され、少しでも意にそぐわない発言があると削除され、逮捕される社会。そんなに国民を、人を信じない国のことを、だれが信じて従おうとするのでしょうか。
 若者たちの失業率が高く、働かないのは、単に仕事が無いだけではなく、意見を言っても聴いてもらえない独裁政権に対する、精一杯の反抗であるという意見を目にしました。命を懸けて、自分の将来を犠牲にしながら、精いっぱいの反抗をしている若者たちが大勢いるとのこと。努力しても報われない社会。今日より明日が良くなると信じられない社会。

 悲しいことです。

 そんな国に生まれなくてよかった。日本に生まれてよかった。


 頑張れ日本!