中国経済崩壊7

 

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 まだ残暑が続きます。これを残暑と言っていいのか、異常気象という言葉が頭をよぎります。平年に比べて、今年の夏は本当に長いと思います(詳しく調べてはいませんが)。

 予想通り中国は処理水問題で、意味不明の発言を繰り返しています。半導体等の輸出規制を解除してほしいとか、EV輸入を進めてほしいとかなどの本心があるようです。
 この国との交渉について歴史をみると、明治のころ、台湾出兵の戦後交渉で、大久保利通公が、清政府に翻弄され、苦労の上、最後は強気で押し切り、賠償金を得たことが有ります。何年前のことでしょうか。
 事大主義の国という本質は当時と全く変わっていないようです。

 次の手としては、中国の原発から出ている処理水に対し、当初中国が放出する前に、日本をはじめとする周辺諸国への慎重な配慮があったのか、諸外国でも同様のことをやっているが、現在の日本への批判は、諸外国への牽制なのか嫌がらせなのか、新たな科学技術的な問題提起なのか、といった点を突っ込んでみるべきだと思います。
 その先にあるのは、中国の食の安全がきちんと保証されているのか、など面白いかもしれません。とある記事で、中国に行き、現地での生産現場を取材したものを目にしましたが、危ない危ない。原産地の偽装や、有害物質を多く使用した食品など、突っ込みどころ満載です。
 
 起こりえるのは、大量の中国漁船が、福島沖に押し寄せて抗議活動をするとか、福島だけでなく、日本近海の操業船に嫌がらせ行為をするとか、です。しかし、そんなことをしたところで、ますます中国は自ら自分の首を絞めることになり、渡航者はますます減少し、景気悪化のスピードは進み、海外企業は国外退避し、という結果になっていくことと思います。

 そもそも今回の問題は景気悪化という国内問題が、日本たたきという形で表出したものであり、かつて清王朝時代に、内戦が勃発し、海外諸国がどんどん出国していったことが頭をよぎりました。

 中国が今後取るべき最良の道は、経済の悪化を認め、地道にこれと向き合うことであるとする記事を目にしました。国内の不満を紛らすため、武力紛争を起こしたところで、これもやはり「張りぼて」行為に過ぎず、最終的に台湾統一はできず、紛争後、国力は、今まで以上に低下し、国が、内部から崩壊することは、明白です。
 君たちの国が内部崩壊するのを助けるために、台湾、米国、日本の国民が犠牲になるなど、くだらない、馬鹿げた、不毛な行為です。

 彼らが言う「国際社会のリーダー」になりたいのなら、こんな不毛な行為はとっととやめるべきですが、さてどんな方法で、この言いがかりをやめる方向に、かれらは持っていけるのでしょうか。
 
 これを機会に、
「中国国内の食の安全を守る機会としたい」とし「日本のやり方がそこまで問題ないというのなら、中国自身の原発処理水の処理方法を、中国に来て、福島同様の方法で諸外国の調査団を入れ、検証してほしい」と、日本ほか諸国にお願いし、その上で、自国の処理水を長い間日本他に検査してもらい、10年後、水産物に影響がなかったから、日本や他の国のやり方も問題なかった という形に、長い期間かけてもっていく、国内のガス抜きを長い期間かけてやる、と言った、精緻な技術的検証を提起する方法での、こぶしの振り下ろしに、彼らが納得してくれるか、など考えてみました。張りぼて方法なのですが。

 

 今後を注視していきます。



  頑張れ日本!