電動キックボード
残暑が厳しい毎日です。
処理水問題ですが、国内で水産物を一人1,000円、1年間に追加で消費すれば、中国への輸出は不要とする試算が出ています。
海の近くで育ち、幼いころから釣りが好き、肉より魚が好き、また体質的に海産物が合うと診断された私は、ふるさと納税でもほとんど魚の返礼品を狙ってきました。焼くと後片付けが面倒という家内への配慮もあり、刺身をよく頼んでいます。
魚焼きグリルですが、洗うのが面倒というのが、家内が魚食に消極的な理由の一つです。よく考えてみると、魚焼きグリルは、昔から、ほとんど進化していないように思います。洗うのがとても簡単なものを開発してもらえれば、魚食も増えるのではないかと考えたりしています。
そういえば、最近電動キックボードを街中でよく見るようになりました。
「危ない!」というのが、私の印象です。
免許不要に法改正されたと聞いています。また、歩道を通れることもできるとのことですが、夜散歩していると、音がほとんどしないこともあり、いきなり後ろに、結構なスピードで現れ、大変驚くことが有ります。
せめてもう少し音がするものにしたり(電気自動車のように)、またスピード制限を厳しくしたり(20キロは早いです)、免許制を維持したりなどしてほしいと思います。事故が起き、後遺症が残ると大変です。自賠責保険に入っていればいいというものではないと考えます。
このような制度ができるときにいつも思うのは、導入を推進した人たちは、日常的に、たとえば1年位、自ら使用したことが有り、そのメリットデメリットを体験済みの人たちなのか?ということです。
現場を自ら体験したのか?
類似の視点から、例えば、観光産業ですが、これ以上の普及に私は反対なのですが(もう飽和状態との報道もされています)、観光産業を推進している人たちのほとんどは、普段はとても忙しい方々で、観光することで普段の生活を豊かにする経験をお持ちでない方々なのではないかと思います。
観光のやり方は、昭和のころとは変わってきています。40年くらい前のこと、パックツアーで、ヨーロッパにおいて、挨拶もしないで店に入り、ブランド物を爆買いしていた日本人を、彼らが敬遠していた話は有名ですが、もうそんな時代ではありません。なんでもかんでも迎えればいいというものではないと思います。
日本人は、40年たった今、当時の経験に学んで観光業を進めているのでしょうか。少なくともコロナ前の現場からは、そうでない話が多数聞こえました。
観光業に携わる識者の方が「食うために観光業を活性化する」と言われていたのを以前聞きましたが、私にはよく理解できない話です。聞きようによっては、金のためなら何でもやっていいというようにもとられます。国土を切り売りしているとも言えますし、そもそも日本人は観光業をやりたいのでしょうか。今、借金で苦しんでいる観光業の方々は大勢おられます。中国頼み、ハイリスクの、水物事業を推進していたのかも知れません。
事業を計画した数年前とは現在、状況は大きく変わっていますが、そのまま工事が続けられています。苗場や湯沢などの廃墟が目に浮かんでしまいました。最終的には、施設が負担しなければならなくなります。コロナ前の負債で今苦しんでいる人たちが大勢いることから、それは明らかです。
中国は、一部の共産党員のガス抜きのために、団体旅行を解禁したとする意見もあります。そんな独裁国家中国、は景気悪化が進んでおり、国内消費に舵を切りつつあります。これからは以前のように観光客は期待できませんし、爆買いなどはほとんど起きないかもしれません。
(中国人批判ではありません)。
安全保障上のリスクも高いです。
頑張れ日本!