まだコロナ禍
ここのところ体調を崩しておりました。
復帰しました。
先週末、自衛隊の大規模接種会場でワクチン投与を受けたいと、17時55分からPCとスマホを用意して18時からの受付に備えました。開始から5分ほどで枠は埋まり、予約できませんでした。噂には聞いていましたが、すごい人気です。
接種会場の「お手本」を、一度拝見したいと思っておりました。
少し残念です。
先月あたりからでしょうか、例年と異なり、通勤電車が込み始めました。7時24分の始発電車に乗っているのですが、結構混んでおり、7時50分ごろの新宿の混雑ぶりは驚くほどです。地方から就職や進学で出てくる人たちを原因とした朝の混雑は、7月ごろに減るのが毎年のことなのですが、今年は全く違う様相となっています。
時差出勤で、混雑を避けているつもりなのですが、あまり意味がありません。
5時半に起床し、6時30分の始発電車にかえようかなと思っています。
世間は、急に「働け」モードに変化してきたような気がします。しかし、コロナ疲れは全く取れておらず、これまでの巣ごもりにおける不快感を吹き飛ばすべく、急に働き始めた人が増えたように思います。日本人の美徳である勤勉さが影響しているのかも知れません。
小さな税理士事務所である弊社は、今年はずっと忙しく、まだ4月決算は終わっておりません。へとへとな状態です。
ずっと忙しいままの会社があり、方やとそうでなかった会社で急に忙しくなったものが混在すると、いまだ緊急事態宣言下であり、なんら日常の生活に変化が起きていない現状において、大きな軋轢や摩擦が生じるような気がいたします。みな以前のようにどんちゃん騒ぎできていない状況です。ストレスのやり場に困ります。
さてさて、このような状況下において、どのように過ごすべきであるのか。
私のようにずっと忙しいままの人は、引き続き、淡々と、落ち着いて行動すべきではないでしょうか。
例えば、何らかのイベント等が再開する場合、そのイベントには、それを早く開催したかった人たちの、コロナ禍でのストレスが、必ず背景にあるものと理解し、そのエネルギーをうまくかわし、じっくりと焦らず向かう姿勢が肝要ではないかと思っております。そうでないと、本業に影響します。
このような状況下における、退路を断つとか、背水の陣であるとか、決死の覚悟でとか、そのような勇ましい言動は、私は全く好きではありませんし、少なくとも私の現状には適しません。
このような「戦さ場の言葉をもちいやすい状況下」すなわち「混乱めいた時期」においては、油断すると、例えば戦国時代なら「釣りのぶせ」にかかってしまうかもしれません。
ビジネスを、混乱に誘導することにより拡大してきた勢力には、大いに注意すべきだと思います。
(豪徳寺の招き猫)
平時と変わらない様子で、大きな布陣で、計画的に、淡々と処理をこなす人と、そうでない人をしっかり見極めたいものです。
弊社は、来週1週間休みにします。また、8月にも長期休業します。
すこしずつすこしづつ、前に進んでいきます。