2011.3.11を想う
確定申告の時期になりました。休校になり、確定申告の申告期限も延長されるようです。
店頭でこの2週間ほどマスクを見たことがありませんが、ティッシュやトイレットペーパーもなくなってきているようです。
マスクがないだけで、次は同様の原料であるこれらの製品が・・というデマの根源は何処にあるのか、不安を煽ってわずかながら儲けている人たちもいるのでしょうか。大震災時の「火事場泥棒」を思い出しました。
当時、大御所のお笑い芸人の方がテレビの画面で「そんなやつ撃ち○○ばいい。絶対に許せない」と激怒しておられました。
あの地震は、日本人全員が、そこまで感情を乱される程の出来事でした。
コロナウイルスに対する今のところ政府の報道は極めて冷静です。感染症に対する報道の姿勢はこれでいいのではないかと感じています。私も冷静に対処していきたいと思います。
そういえば、3.11の時ですが、確定申告の大詰めの時期でしたが、申告書はほぼ出来上がっており、税務署への発送とお客様への結果報告をわずか残すのみでした。職員全員が1、2日休んだだけで、あとは通常どおり出社してくれましたので、ほとんど申告業務に影響はなかったように記憶しています。
その3.11の時、確定申告明けに、既に予約していた避暑地の定宿に行きました。震災直後でしたからお客様はほとんどいませんでしたが、雰囲気を和ませようという目的と、鎮魂の気持ちから、支配人が、ホテル内の喫茶室でミニコンサートを開いてくださいました。粋なはからいでした。クラシカルな雰囲気の建物内に響き渡る、滋味あふれるバイオリンの音色に、目頭が熱くなったのを覚えています。
当時を思い出すと、、全然、冷静になれるのではないかと。
がんばれ日本。
負けるな、○○ここにあり。