文化講演会
昨日は税理士会渋谷支部主催の文化講演会がありました。
森末慎二さんがご講演されました。
ロサンゼルスオリンピックの鉄棒競技で金メダルを取った時の姿を、今でも鮮明に覚えています。
イメージ通り快活な方でした。
なぜ体操選手になったのか から、金メダルをとるに至るまでの過程を、面白おかしく、熱く語ってくださいました。
最後の競技の時、金メダルがかかっていた時、
楽しんでください、リラックスしてくださいとよく言われますが、それは無かった。オリンピックの緊張感、ハイテンションの中では、火事場の馬鹿力がでる、自分の体が普段より動くことを自覚し、その力を抑えて、ひとつひとつを丁寧に競技した結果、との話に、こころより同感し、深く感動を覚えました。
いつのことだったでしょうか、ルチアーノパバロッティの特番をみたことがあります。毎回、演奏会となると、凄まじいプレッシャーにへとへとになり押し潰されそうになる、しかし逃げず、向かっていき、練習を重ね、やっとの思いでステージに立ち、そして戦い、打ち克つのだと。
令和の新春、オリンピックイヤー。
本当にいい講演会でした。
(森末さんのご厚意により、参加者全員金メダルを手にとらせていただきました)。