あまり頑張りすぎず、頑張る
この冬は暖冬になりそうです。今週に入ってから急に暖かくなり、過ごしやすい12月初旬となっています。
2週間ほど体調を崩していました。ただ暖かさもあってのことなのでしょうか、だいぶ具合が良くなりました。
今年は年初から何となく「頑張らない」方がいいと感じ、マイペースを心がけてきましたが、夏ごろからのプライベートにおける予想以上のせわしなさに、自分の直感は正しかったと思う次第でした。もとより非才の身、無理して博士課程後期に進学していたら崩壊していたことでしょう。
春の事でした、間違った噂が独り歩きし行動が注目されていたのでしょうか、「親しい知り合い」なる人が登場し、近づいてきたことがありました。10年以上前に若干付き合いがあった縁の薄い人でしたが、冠婚葬祭の写真をネタに私の古くからの知己であるかのように吹聴していたようです。わずかな付き合いがあった当時、あまりの考え方の違いに私から付き合いを絶った人でした。むろんそれ以来、現在に至るまで断交しています。
「有名人は友達が多い」は皮肉を込めた表現で使われることがあります。私は有名人でもなんでもないのですが、「脇を締める」事の大切さを久しぶりに思い出しました。世間の著名な方には、このような人が頻繁に近づき、勝手に親しい知り合いのごとく吹聴されているのでしょう(そんなことであろうと想像できることが、たまに世間をにぎわします)。
著名人のご苦労がわかる気がしました。
一方、30年の付き合いになる大恩人の、東京の社長さんから、お便りをいただきました。
「何かと大変な時期に差し掛かっておられるようですが、
『あまり頑張りすぎず、頑張ってください』
変な言葉ですが、よく使われる言葉でもあります」。
いつも私を高い位置から見て、アドバイスしてくださる。
大変ありがたいことだと、こころから感謝しております。
(首折れサバ)