関東大震災から99年
本日は2022年9月1日。
関東大震災から99年目の日。14万人の死者を出した大災害でした。
当時、第一次世界大戦終結の直後。
ワシントン会議が行われた翌年です。
10年もたたずに満州事変、そして、ほどなく第二次世界大戦が始まりました。
台湾軍が、中国の無人偵察機を落ち落としたとのこと。
強い声明を出しています。
歴史は繰り返すと言われます。
ウクライナ戦争の際に、なぜ戦争が起きるのか という問いに対し、
「人間は、本能として暴力性を持っているから」という回答を目にしました。
なるほどと思いました。
いわゆる原始時代、まだ人々が狩りをして暮らしていたころ、
小規模な集落ができ始めました。
なぜ集落ができたか、そのほうが、みな、生きやすかったからです。
でも集落には、外敵が出没し、物を奪おうとしました、乗っ取ろうとしました。
その際、皆で外敵を追い出すために戦いました。
皆の大切な生活の本拠を、他人に奪われるわけにはいかない、これは自衛「本能」です。
他の集落を奪おうとするのも、人間の「本能」である暴力性が引き起こすのなら、
集落を守ろうとするのも、人間に備わる、生きるための自衛「本能」が起こすものです。
そして集落を守ろうとせず、逃げて行ったものは、必然的に、その集落にはいられなくなった事でしょう。自分だけ、生きやすさという便益だけ享受することが許されないことは、当たり前のことです。
集落が大きくなって、村ができ、町ができ、国家ができていきました。
国家には、自衛権がありますが、人間の「本能」からということは、以上のことから明白です。
当たり前のことです。
ウクライナ人は、人が生きる上で、当たり前のことをしているだけです。
日本は長らく平和すぎたのかも知れません。
ある記事を目にしました。
古き良き清の時代を見たいのなら、日本に行けばよい。
言われたものです。日本人は平和ボケしていると馬鹿にされている。
さて、
人間の本質が原因で、戦争がなくならないからそれでよし というわけにはいかない。
戦争がなくなるように努力してきたのが、人類の歴史でもあります。
お互いに侵さないようにしようというのです。
その、お互いの約束事が、機能しなくなってきているのが現在です。
困った困ったと、何もしないわけにはいきません。
北朝鮮に対し、これまで韓国軍と米軍が攻め入れなかったのには、様々な理由があったと思いますが、
もし、そんなことをしたら、ソウルは火の海になるからということが言われてきました。
北朝鮮もそのような強い声明を出してきました。
日本も、同様の方法で、国家を守ることができるはずです。
もし、日本に侵入しようものなら、ただでは済まない、
と相手に思わせるだけの、十分な防衛力が必要なのです。
相手国も相当な損害を受けることになると、思わせるしかないと考えます。
「戦は物量」であることは歴史が証明しています。
「必要最小限の装備」など、そんな話は、戦争を全く知らない人がいう言葉です。
装備が足りないとなると、戦場では、必ず、仲間のため と、自ら特攻をする自衛隊員が出てくることでしょう。
これも歴史が証明しています。
絶対にそんなことをさせてはいけない。
十分な装備を保持し、攻め入れない と相手国に思わせなければならない。
日本頑張れ。
歴史は繰り返します。