元気を出しなさい について
今日は快晴。早朝から車を走らせています。
先日、何の番組だったか忘れましたが、元気を出しなさい との声を耳にしました。普段あまり使わない言葉だと思います。
頑張れ はよく耳にします。頑張れという表現は、頑張らなくていい という形でも使われるように、気持ちを自らで高めることを期待する時に使われているように思います。ただ歳を重ねるにつれ、この言葉をいつの間にか使わなくなっていました。この言葉の持つ、否定的な側面に少し抵抗を感じているからかも知れません。
元気を出しなさい、は頑張れ と少しニュアンスが異なり、気持ちの高め方は、それが自然に高まるのを含んでいるように思えます。頑張れ よりは、ソフトな表現であり、元気がでるでないは体の都合によることもある、すなわちその人に寄り添った表現のような気がします。
大変良い言葉の使い方だなと思いました。
元気をだして。
元気がでるまで待ちますから。
頑張れ
頑張るまで待ちますから。
とはあまり言いません。
私は元気をだして の方が好きな表現です。
日本語の文法的にはいろいろな理屈はあるのでしょうが、さておき、久しぶりに心に響く声でした。