月次決算
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月次決算とは、帳簿処理により収益と費用の計上を正確に行い、決算書レベルの試算表を毎月作成する業務のことをいいます。年次決算は法律(会社法や法人税法)で定められた義務ですので必ず作成する必要がありますが、月次決算は義務ではないため必ず実施する必要があるものではありません。
しかし月次決算を作成することによって予算・計画との比較や、早期に経営の状況を把握して迅速な対策をとることができます。経営の分析のためには常に正確な情報を収集し月毎にまとめておくことが必要です。経営者の予実管理にはスピーディーな情報管理と正確な数値情報の視覚化が欠かせないため、月次決算が必要となってくるのです。
また、月次決算を行うことで毎月の帳簿整理により処理の誤りを早期に発見できるため、年次決算の手続が容易になるのもポイントです。まとめて膨大な情報を処理するのではなく、毎月の正確な決算を行うことにより本決算の基礎となる情報を整理しておくことができます。
大保税理士事務所では、基本的に毎月訪問して巡回監査や月次決算を行います。試算表の作成は毎月、数か月に一度の頻度とご要望に応じます。会計業務を計画的に実行することにより、ポジティブかつリスクの低い節税が可能になります。