2016年12月

2016/12/29


IMG_43422.jpg東京の12月


 今年もあと残すところ2日です。春から新たな課題がスタートし、久しぶりにかなりきつい日々を送っています。

 病気の頃、生活習慣や思考傾向、仕事のスタイルなど、それまでのやり方をすべて見直すことを余儀なくされました。残業すらできない単調な日々の繰り返しが続きました。妻はこの人の介護を一生しなければならないと覚悟を決めたと、どこかで聞いたことを覚えています。

 現在の日々が嘘のようです。多くの人の支えがあって、何とか充実した日々を送れていることに心から感謝している次第です。


 そんな忙しい12月でしたが、ご縁があって、オリンピックメダリストである、とある著名な方のお話を聴く機会に恵まれました。

  前回のオリンピックでの日本の好成績は、この方の主導のもとで達成できたことを、初めて知ることになりました。


  
 
 

IMG_44277.jpg東京の12月(2)


 選手の強化のために、重層的な指導体制を多くの専門家を集めて作り上げたこと、技術的なことだけでなく、インタビューの受け答えまでも細かく指導してきたこと、選手一人一人の人間性の指導に力を入れてきたこと、選手を指導するコーチの人間性が特に大事で、選手に及ぼす影響は多大なので、コーチの指導により力を入れてきたこと など、興味深いお話が続きました。
 
 ご自身は闘病しながらメダルを取られた方で、当時、映像で見る限り、きつそうに闘われていたように記憶しています。なぜこんなにきつい競技を続けるのか、まだ続けるのか、そう感じました。しかしそれでもやり続ける姿に、日本中の国民が感動を覚えました。最後はメダルを獲得され、感動。そして時を経て前回のオリンピックで、日本中を再度感動へと導かれました。

 
 お話しぶりは派手ではありませんでしたが、笑いを誘うもので、忙しい毎日を送っている私には、ほっとできる、つかの間のひと時となりました。ご多忙の中、何とか時間をやりくりできたことが、奇跡的だったと話しておられましたが、責任感と暖かいお人柄を十分に感じることができました。

 
 不思議なことに、人間は一人ではなく、多くの人の支えがあって、というごく当然の事を感じさせられた時間でした。いい勉強会でした。本当にありがとうございました。

 
良いお年をお迎えください
 


  


しっかりとした知見

2016/09/12


IMG_606820160912.jpg沖縄の空

残暑の厳しい9月です。温暖化の影響で気温が上昇し、予想外規模の災害が世界を襲っています。地球規模の気温変動には、数百万年単位の年数を要していたのがこの数十年で急激に上昇しているとのこと大変な問題です。様々な災害関連の情報に思うのは、対策の優先順位を、しっかりとした科学的知見に基づいて判断することの重要性です急を要する災害現場などでの対応は別しても、長期的な検討が必要とするものについて、目先の事象にとらわれ感情まかせ行動をとるべきではないと思います。 
  
 先日、学校教育について勉強する機会を得ました。この分野には以前から少し興味がありました日本の近代化の成功は、寺子屋などを出発点として、明治維新以降の学校教育によるところが大であったとされているのに、それほど重要視されていなように思えるからです。 
学校教育というのは長期的な視点から行うものです。将来を見据えながら、今後の日本のあり方と並行して考えていくもので、大変難しい、重い課題です。

 今回は、AI化が進んでいく実社会において、必要な資質能力の育成といった観点からのお話でした。高い志を抱いて課題に取り組んでいく能力福沢諭吉の「一身独立して一国独立す」自らの「徳」を高めることの必要性はたを楽にしながら自分の幸福を得ることが仕事の本質である考えている日本人の特性など、AI化が進んでも、古くから日本で大切にされてきた価値観を大事にすべきと話されていたのが印象的でした。全く同感です。 

 

IMG_925620160912.jpg沖縄の海

丁寧なレジュメには、難しいことをわかりやすく伝えたいという気配りが感じられました。長期的な視野から、日本の将来をしっかりとした知見に基づき判断し、決断するという責任の重さを担っている方々に、素直に謙虚な気持ちになれました。大変いいお話でした。 
 
 
 


鬼軍曹

2016/03/16


IMG_90331.jpg

ホームページを刷新しようと検討中だったのですが、いつの間にか確定申告の繁忙期に突入してしまい、手が付けられず、年が明けて初めてのコラムになってしまいました。

 
帯状疱疹にかかってしまいました。体内に潜んでいたヘルペスウイルスが、免疫力の低下により活動を再開し、神経痛を主とした症状を引き起こすこの病気は、意外にも、多くの人が罹患するようです。

ウイルスというのは、人間の体内で、細胞の力を利用して自分のクローンを再生していく生物であるようです。他人の体を利用して、自分のクローンを作り出すなどというと、思い浮かぶのは、近未来ものの映画の世界になってしまいます。私たちの体内には、そんな不気味なこのヘルペスウイルスが、私たちが死ぬまで一緒に同居しているのです。いやな感じです。

しかし見方をかえると、私が無理すると「体が疲れているよ」と、誤診なく警告してくれる唯一無二の存在でもあるわけですから、前向きにこの生物の存在を受け入れることとしました。

いきなり「げんこつ」の鬼軍曹が私と常にある。

疲れると、げんこつをおみまいして警告する。

「おとなしくしろ!」

   

IMG_9035.JPG3月

その鬼軍曹のげんこつはすさまじく痛いです。左奥歯の痛みは、これまで経験したことのない凄さで、声をあげ、座り込んでしまうほどのものです。以前、足の裏のいぼを、液体窒素で焼切る治療をしたことがありましたが、その比ではありません。これ以上続くと、気絶してしまうくらいの、例えようのない強烈な痛みが、ちょっとした事で降り注ぎます。

治らない人もいると聞きましたが、そうならないことを祈るばかりです。
 

苦笑。。。


  


チャレンジの一年

2015/12/30


IMG_13551.JPG南の空

早いもので今年も終わろうと・・・と書くのが寂しい気がする、この1年だったように思えます。15年前に開業して以来、良くも悪くも、これほど充実した1年はありませんでした。今年をまだ締めたくないようです。

来年は50歳を迎えます。
「40にして惑わず」などといった事は、その当時全くなく、ただただ、事務所の経営を安定させるために必死でした。必死なまま前進し続け、今年、40代最後の年となりました。
最後の年で「惑わず」の1年を送ることができたのか。
遅まきながらできたかもしれません。

今年は「チャレンジ」の1年でした。


IMG_86761.JPG南の海

眠い目をこすりながら早起きし、複数の新聞やブログ等に目を通し、緊張に声が震え、頭の中は何も受け付けられないほどパンパンになり、興奮してなかなか眠れないといった日々を、チャレンジという言葉に集約させることは簡単ではありません。この年齢になると、焦りと、恥ずかしさに似た気持ちが邪魔をします。
なぜこんなことをするのか、やっていることは当然なのか、正しいことなのか、こんなことは、かつて闘病中だったころに、皆、経験済みのことではないのか、先輩方からすれば「まだまだこれから」と言われるようなことではないのか。そんな思いが頭の中を巡り続けました。

しかし、きついながらも、目前の課題に集中し、楽しめ、充実した毎日であったことは確かです。


そんな1年だったと、今、思えるわけですから、来年は、さらに一歩前に進めるはずです。
来年もチャレンジし続けます。

貴重なチャレンジのきっかけを与えてくれた多くの方々に、心から感謝の気持ちを記して、今年最後のコラムにしたいと思います。


良いお年をお迎えください。